Affinity Designerの使い方【初心者から中級者向け】

「ポスターやパンフレットを自作でデザインしたいけど、どうすればいいの?」
そんな方のために、仕事で5年間Affinity Designerを使用している経験から
実践を通して解説させて頂きます。
わからないことがあればなんでも聞いて下さい!
Table of Contents
Affinity Desingerとは
デザインアプリのことです。平たく言いますとお絵かきアプリと言ったところです。PC版(Mac,Windows)とiPad版があります。両デバイスとも解説します。
(初級者〜中級者向けにご紹介させて頂きますので、極力専門用語は使わず解説させて頂きます!)
PC版とiPad版ってどっちがいいの?
正直どちらでもいいです。使用上の明確な違いは、線を引く際マウスで引くのとApple Pencilで引く感覚の違いです。使い慣れている方で良いと思います。私はどちらも使っていますが、線を引くことや切り取る作業は、iPad版の方が直接描き込むのでやりやすいです。あとiPad版の方が、圧倒的に安いというのも選択基準になりますよね。
何から覚えればいいの?
このブログサイトで、作品ごとに開始から完成まで解説しますので、メインで使う機能はほぼ網羅して覚えられます。
Affinity Designer【PC版】実践
以下の案内状をご覧下さい。
これは、Affinity Designerで作成したサンプル作品です。
今回は、これを元に白紙のキャンパスから作っていきましょう!

1.用紙サイズを決める(今回はA4サイズ)
以下は「 Affinity Designer」を立ち上げると最初に出る画面です。
赤枠の新規ドキュメントを選択します。

下の画面に切り替わるので、①〜⑥まで下のように選択して下さい。
①プリント
②A4
③DPI:300
④向き:縦
⑤透明な背景にチェック
⑥作成

2.白紙の下地を作る
画面左スミに(縦に)並んでいるアイコンの中の
「長方形ツール」を選択し、画面いっぱいに広げます。

3.下地画像の配置
背景に入れたい画像を(「画像配置ツール」で)読み込み、画面いっぱいに広げます。



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そんな方にオススメのサイトは、「Unsplash」です!
プロカメラマンの撮った美しい写真をを無料で提供しています。
自由に加工できるので、デザイナーにとって非常に重宝するサイトで有名です。
上記写真もこのサイトで取得しています。
ちなみに画像検索の際は、英単語で探します。(上記画像は、「tokyo」で検索ヒット)
4.下地画像を白黒に変換




5.下地画像の「不透明度」を30%に設定
(下地にしては、写真が濃過ぎて、文字が目立たなくなるので薄くします)




6.装飾バーを作る


7.装飾バーをカラーリング




以下の2つの青矢印ように丸の位置を変更




以下2つの青矢印ように丸の位置を変更


ここから1色追加して、3色のグラデーションにします。


以下2つの青矢印ように丸の位置を変更


8.装飾バーの「不透明度」を70%に設定
(装飾バーが濃すぎるので、薄くします)


9.装飾バーをコピーして2つ追加する
上記の状態(長方形が選択されている状態)で、
ショートカットキー 「command」+「C」を押す。(コピー)
次にショートカットキー 「command」+「V」を2回押す。(ペースト)
すると以下のように装飾バー2つ追加されて、3つになります(重なっているので1つに見えます)

10.装飾バーを回転させて配置














やり方は、アナログですが、マウスで隙間がなくなるまで
ちょっとずつ移動させてください。
キーボードにカーソルキー(↑↓→←)がある方は、「↓」と「←」を
交互に押すことで徐々に対象を左下に移動させられます。


11.三角形の装飾を作る


ここから三角形の枠線を消し、全体を紫色で塗りつぶす








ちょっと作業中断します。続きを見たい方は、ご連絡ください!(頑張って作ります)